「そうか・・帰るのか」

父が亡くなって 3年かな?

脳内に 父や 祖母は 生きているので・・

 

この言葉・・・結婚して 実家にちょっと戻ったときの

父のセリです。

 

「なんで?お母さん戻るまで いた方がいいの?」

と 無邪気に聞きかえしたけど 

あとから 

 

「お前の帰る うちは ここしかないと 思ってたんだよ」

 

今 考えても どんなに ひどいこと 言われても

父は 私を 愛情いっぱいに育ててくれたんです。

 

仕事のことで 悩んでいたときも

「1度くらい ボーナスもらってみたら?

 それも いいものだよ」

 

アルバイトしながら ピアノや エレクトーンを 

教えたり 弾いたり していた私は

その言葉で 正社員になった。

 

結婚したくて 悩んでいたときだって

「お父さん のだめのためなら どんなに 借金しても

 願い かなえてやるよ」

これ 私はが 27の時に 言われた言葉なので

当時もう 60代後半で 

借金なんて できないのに・・・

(すでに 借金だらけなので)

 

「私結婚がしたいの。お父さんには どうにもできない」

そして 自分の お金で 結婚相談所に入会しました。

 

私にとっては 父も守ったり 守られたりする 

存在だったので

 

守れてばかりいて 

22なっても おばあちゃんのところしか 行くところない娘。

「お母さんに 謝る気はない」

 

謝ってほしいなんて 思ってない。

 

これだけ 看病したり サポートしたりしても

娘は 私にひどい事しか 言わない

それは 母や 兄という 逃げ場があるから。

 

私も もう一緒に暮らす気なんてない

自分で 他人と 助け合って 生きてほしいだけ。